自己採点

オリンピック4連覇の偉業を成した、柔道の伊調馨さん。
伊調さんはインタビューで、
『自己採点は30点!』
と言われていてビックリしました。
ちなみに前回は25点だったそうなので、5点アップです笑

オリンピック4連覇して30点て言われちゃったら私なんて…💦

今の子は自己採点が高すぎる気がするんです。

自己採点と自己肯定感は違いますよ。
自己肯定感は大切です。
自分を自分で認めてあげることは絶対に必要。

私なんて…
どうせ無理だし…

そんな風に思ってしまったら、先には進めません。

自己肯定感は持ちつつも、今の状況に満点をつけるのではなく自己採点は客観的に冷静にしてもらいたいです。

私できるから〜

ってろくに練習もしないで満足してる子は絶対ダメ!

自己採点30点とは言いません。どんなに高くても80点まで!

客観的に見た点数が、例えば
50点の子と80点の子がいたとします。
ここでは自己採点ではなく敢えて客観的に見た点数ですよ。

80点の子は自己採点も高く、私みんなより出来てるし〜と甘んじて、いつまでも80点のまま。いや、むしろ79点に落ちました。

一方50点の子は、日々コツコツと努力をして、1点1点とプラスされ1年後には60点に!

それでも2人の間には20点の差があります。
でもね、私は50点から60点に頑張った子を評価したい!

高得点からさらに点数を取るのはものすごく難しいことなんです。
80点から81点になることだってすごく大変。
甘んじていたらすぐに点数落としてしまいます。

バレエに100点満点はありません。
バレエ以外のことだって、世の中満点なんてないです。
そういう意味では、テストや偏差値ってはっきり数値が見えるから安心感があるのかもしれないですね…

『どうしたらもっと上手になれますか?』

先日生徒から質問がありました。

・レッスン真面目に受けましょう。
・先生の話をよく聞いて、しっかり行動に繋げましょう。
・レッスンで学んだことを次に繋げられるように、自習をしたりノートに書いたりしましょう。

特別なことはなにも必要ないんです。
上達する答えは全部レッスンの中にあります。

意識がすごい高い年長さんのちーちゃん。
また年長さんなのに自己分析がものすごい!
私が言ったからやったのではなく、自分で考えてノート作ってきてくれています。

自分で考える力。
これもとても大事なことですよ。
やるのは先生ではなく、誰でもない自分なんだから!