ローザンヌ国際バレエコンクール

先日行われた、ローザンヌ国際バレエコンクールの結果が発表されました。

http://www.swissinfo.ch/jpn/%E7%AC%AC%EF%BC%94%EF%BC%95%E5%9B%9E%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%8C%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%97_%E4%B8%AD%E5%B0%BE%E5%A4%AA%E4%BA%AE%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%93%E4%BD%8D-%E5%B1%B1%E5%85%83%E8%80%95%E9%99%BD%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%94%E4%BD%8D-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%8C%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%B1%BA%E5%8B%9D/42936160

今年も日本人のダンサーが大活躍です。
近年は男性の活躍が特に目覚ましく、今年も3位4位に2名の日本人男性が入賞しました。

コンクールの審査委員長を務めた、英国ロイヤルバレエ団芸術監督のケヴィン・オヘア氏のお言葉が印象的だったので紹介します。

『大きなバレエ団で踊るということには、才能以上のものが必要とされる。知的だが遠慮や気兼ねをすることなく、協力することに熱心であることが重要だと思っている。今していることを楽しんで、好奇心旺盛で新しいことに敏感でオープンなダンサーになって欲しい』

決して難しい踊りを踊れればいいというものではありません。
テクニックや柔軟性ももちろん必要ですが、人間性や知性はバレエダンサーにとってとても大切です。
踊りに出てしまうので、ごまかしが効きません。

表現者でありアスリートであるバレエダンサー、なかなかバランスが難しいですが、豊かな心を大切に育てていきたいと、私は常日頃思っています。