苦手は『克服』じゃなく『マシにする』

苦手なことは克服しなきゃ!
と思いがち。
でも、そもそも苦手なことなんだから、それを『克服』することはとてもとても大変。
よっぽどの努力と意識が必要です。

苦手なことは、
『少しマシになった!』
を繰り返したらいいんじゃないでしょうか?

まずは自分の苦手なことをよく知りましょう。
そして、苦手なことこそ『注意深く』なることが必要です。

成長過程の子どもの場合は、たまたま苦手だってことももちろんあります。
その場合は、ふとした瞬間にコツを掴めさえすればあっという間に克服できることもあります。

また、苦手意識が強いだけの場合もあります。
考え方の角度を少し変えただけで、なーんだ!こんな簡単なことだったのか!なんてこともあります。

問題は、本気で苦手なこと💦
例えば我が家の長男の場合ですが…

忘れ物が多い。なくし物が多い。片付けが苦手。

持ち物は、まず全て目に見えるように一度全部出して並べます。
そうすれば何があって何がないか一目瞭然!
持って行く必要のないものだってあるかもしれません。

なくし物を減らすためには、必ず注意深くあった場所やしまうべき場所に戻すこと。
それは片付けにもつながりますし、間違って持って行ってなくした!なんてこともなくなります。

チャチャッと当たり前にできる子は、何も考えなくできちゃうんです。
苦手な場合こそ、
私はこれが苦手だから注意深く丁寧に確認しなきゃ!
と思い行動することが大切です。

バレエも同じ。
苦手なことはより注意深く丁寧に向き合ってください。
じっくり時間をかけてください。

苦手なことを、チャチャっと済ませようとすればするほど混乱して悪循環に陥りますよ。