映画『ミルピエ』

年末に、渋谷東急文化村のル・シネマでバレエ映画を観てきました。
最近バレエ映画が増えてうれしいです❤️

パリ・オペラ座に異例の大抜擢で芸術監督に就任した、ミルピエのドキュメント。
彼は映画『ブラックスワン』でバレエの監修をし、後にナタリー・ポートマンと結婚!
元はニューヨークシティバレエ団のダンサーです。

歴史あるオペラ座にニューヨークシティバレエ団の若いダンサーが芸術監督として就任したことは大きな話題になりました。

結局2年足らずで辞任し、エトワールを引退したばかりのオーレリ・デュポンが引継ぎました。

新しい風を入れる事も大切ですが、ま伝統を守る事も大切…

映画を観る限り(実際は見えない部分があるんだろうけど…)ミルピエが言ってることやってることに間違いはない。
ダンサーの怪我のことや舞台の床のこと。
階級に関係なく若い才能あるダンサーにもチャンスを与えること。
とても大切なことだと思う。

でもパリ・オペラ座はあまりにも特別な場所すぎる。
伝統と揺るぎない誇りがある。
そこを尊重し維持することも大切なんだと思いました。

芸術ってなかなか難しいです…

映画としてはとても見応えありました。
ドキュメントとは思えない映像や編集で、とてもドラマチックな映画でした。

この映画に出てくる若いダンサー2名が、年末にエトワールに就任したんです✨
映画の中でもとても輝いていました。

夏にはパリ・オペラ座の映画もやるそうです。
現在ミルピエと同時進行でミラノ・スカラ座の映画もやっています。こちらはオペラがメインのようですが、近々観に行く予定です。


来週にはTOHOシネマズで英国ロイヤルバレエ団のライブビューイングもあるそうです。
私が大好きなオシポア主演の『アナスタシア』


その後もオペラやバレエのライブビューイングが年間通して続きますので、ぜひぜひご覧くださいね。